【登場人物】

登場人物 - エールケディスの旅人U




【イグレスラッド島の刺客】


◆ラドゥイアゴス ― 西のエルフ/黄金の王/黄金の魔女
 かつての黄金の王。今となっては世捨て者。
 リドゥイアスの父であり、フィロランディアの母である。
 現在は自堕落な生活を送っており、自由を満喫中。
 レオと同じく、絶賛現実逃避中。
 対応する大アルカナは「9」&「21」。


◆レオ ― 古代人/アバロセレン技士/ギャンブラー
 32歳になっても現実逃避を繰り返すダメ男。
 ある日、死を覚悟して時空の歪みに飛び込んだ先、イグレスラッド島に飛ばされ、ラドゥイアゴスに拾われた。
 ラドゥイアゴスの雑用係として首を繋ぐ。どうしようもないギャンブル癖がある。


◆ラシル ― ホビット/双子の魔道士/砂波の魔人
 双子の魔道士の片割れ。男装のほう。
 ラドゥイアゴスに師事を乞うためだけに島に来たが、結界のせいで大陸に帰れなくなり、そのまま居着いた。
 魔法を習う傍ら、レオと同じく雑用係をやらされている。
 対応する大アルカナは「6」。


◆メリル ― ホビット/双子の魔道士/魔法少女メリル★マギア
 双子の魔道士の片割れ。女装のほう。
 ラドゥイアゴスに師事を乞うためだけに島に来たが、結界のせいで大陸に帰れなくなり、そのまま居着いた。
 魔法を習う傍ら、レオと同じく雑用係をやらされている。
 対応する大アルカナは「6」。


◆リュオン ― 西のエルフ?/壮麗の賢姫/純血ならざる子
 じき3000歳を迎える若いエルフ。
 フィロランディアとラジアメルスの娘。
 青緑の髪に緑の目と、西のエルフとは思えないような容姿をしている。
 天真爛漫であり、やや早熟なタイプでもある。掴み所のない性格だ。
 対応する大アルカナは「14」。


◆白猫パヌイ ― (自称)天使/???/白獅子
 フィロランディアの使い魔。自称天使で、年齢は不詳。
 背中に白鳥の翼を持った、メスの白猫。
 わけあって、リュオンの旅に同行することに。
 お喋りが大好きで、黙ることが大嫌い。一人称は「ニャー」。
 対応する大アルカナは「10」。


◆カミラ ― 守護竜/竜神の眷属/宵闇の竜
 竜神チャリスの眷属、その一柱。 メス。
 西のエルフの元守護竜。今はラドゥイアゴスの良き相棒。
 洞窟から出たカミラは現在、レオとホビットを背に乗せて、彼らの翼をとなっている。


◆リルフ ― 守護竜/竜神の眷属/萌芽の竜
 竜神チャリスの眷属、その一柱。 オス。
 北のエルフの守護竜。
 現在はリュオンと行動を共にしており、彼女の足となり翼となっている。


◆ベムド ― 守護竜/竜神の眷属/劫火の竜
 竜神チャリスの眷属、その一柱。 オス。
 アポロの守護竜。
 主であるアポロから密命を受けており、訳あってラドゥイアゴスらと行動を共にしている。

【第三世代の王子/王女】


◆ギーゼルリンダ ― 南のエルフ/射光の陽姫/船上の太陽
 リュオンと同世代の若いエルフ。
 ギズルゼンスの娘で、父と同じく商才と人望に恵まれている。
 霧開き商会が保有する商船の一隻「蒸気船トゥーリィン号」を任される船長でもある。
 義を重んじる性格は、どうやら父である大船長譲りらしい。


◆トリメギスト ― 東のエルフ/悪徒の盗姫/砂漠の悪魔
 リュオンと同世代の若いエルフ。
 シルギザンドの娘で、母と同じく遺跡が好き。
 しかし趣きは母であるシルギザンドと似て非なる様子。
 ほぼ勘当という状態で、親子仲は険悪なものらしい。


◆ヘリクラウス ― 東のエルフ/技巧の匠公/鍛冶の魔術師
 リュオンよりも少し上の世代のエルフ。
 シルギザンドの息子で、母と同じく旅が好き。
 性格は母とよく似ていて、滅多に故郷には帰ってこない。
 現在はドワーフの街で魔道装具士の修行中。


◆イェリツヴァグス ― 北のエルフ/瞬槍の氷公/氷月狼の主人
 リュオンと同世代の若いエルフ。
 イムリシェンドの息子で、母と同じく獣が好き。
 しかし性格は母と似ておらず、根暗で口数も少なく大人しい。
 常に氷月狼と呼ばれる狼を連れている。名前はシェラ(♀)。

【次代のエルフ王たち】


◆フィロランディア ― 西のエルフ/叡華の女王/白獅子の主人
 西のエルフを統べる女王。黄金の王の娘。
 ラドゥイアゴスの跡を継ぎ、女王となった彼女は、民を連れてイグレスラッドを後にし、ユダレストに移った。
 どうやら彼女は、何かを企んでいるらしく……−−?
 対応する大アルカナは「8」。


◆ラジアメルス ― 古代人/方舟の住人/方舟からの帰還者
 リュオンの父に当たる古代人。
 故人。3000年以上前に29歳で生涯を終えたと伝えられる。
 骨はオルフェウスの樹の根元に埋められているらしい。
 その他、詳しい情報は、時間と共に風化していった。
 対応する大アルカナは「12」。


◆シルギザンド ― 東のエルフ/繚嵐の女王/満潮の女皇
 東のエルフを統べる女王。夕凪の女王の娘。
 病に臥したイグリザンドの跡を継ぎ、女王となった彼女は、ようやく身を固め、やっと故郷に腰を下ろした。
 どうやら彼女は、娘のことで頭を悩ませているらしい。
 対応する大アルカナは「1」。


◆イムリシェンド ― 北のエルフ/冷瓏の女王/白雪の女帝
 北のエルフを統べる女王。吹雪の女王の娘。
 隠居したヤムリシェンドの跡を継ぎ、女王となった彼女は、ラッシェムアの安寧のために齷齪と働いている。
 どうやら彼女は、無口な息子の扱いに戸惑っているらしい。
 対応する大アルカナは「11」。


◆ギズルゼンス ― 南のエルフ/進炎の王/霧開き商会 大船長
 南のエルフを統べる王。 喝采の王の息子。
 隠居したガゼルゼンスの跡を継ぎ、王となった彼は、「霧開き商会」を娘に託し、参謀役の妻と共に内政に奮闘中。
 そんな彼は、ケット・シーの商人に業を煮やしているらしい。
 対応する大アルカナは「5」。

【常闇の魔勢】


◆リドゥイアス ― 魔物/常闇の魔王/屍の帝王
 かつての西のエルフの王子は、魔物に堕ちた。
 今となっては、光の王子の面影はどこにもない。
 死甦術を手に入れた彼は、死者の大軍を率い、西のエルフの国に行軍しているようで……−−?
 対応する大アルカナは「0」。


◆ジェド ― 天使/五神器/黒き狼
 過去と今、そして未来の全てを知る存在。
 しかし極めて凶暴な存在であり、本能と好奇心の赴くままに行動を起こす。
 元々は聖鏡の中に宿る天使であったが、とある事件をキッカケに逃走を図り、以降は世界を彷徨い歩いている。
 対応する大アルカナは「16」。
 もしかして→ 「EQPのセオリー」「ヒューマンエラー」「ディープ・スロート//スローター

【空から見下ろす者】


◆アルバ ― 高位の神/烏の眷属/信天翁の死神
 神出鬼没の神。信天翁のギルを使い魔としている。どこか腹の底が読めない男。
 空間転移能力を持ち、あらゆる場所に瞬時に移動する。
 ラドゥイアゴスは彼のことを、兄のように慕っている。レオとは顔見知りらしいが、互いに好印象は抱いていない。
 対応する大アルカナは「13」。
 もしかして→ 「EQPのセオリー」「ヒューマンエラー」「ディープ・スロート//スローター


◆アポロ ― ???/チャリスの遣い/永劫の機械
 古代人が最高の技術を以ってして作り上げた、最上のガイノイド。
 しかし、現在は故障している。
 対応する大アルカナは「19」。
 もしかして→ 「TRAVELER


◆カズマ ― 古代人/エンジニア/???
 謎多き黒髪の男。
 対応する大アルカナは「12」。
 もしかして→ 「TRAVELER」「ディープ・スロート//スローター


◆ダイアナ ― ???/チャリスの遣い/永劫の傀儡
 謎多き白髪の女。
 対応する大アルカナは「18」。
 もしかして→ 「EQPのセオリー」「TRAVELER


◆カリス ― 上位の神/十武神/水の竜神
 お騒がせでオチャメで、思い込んだら突っ走ってしまうおっちょこちょいな竜神さま。
 対応する大アルカナは「20」。
 もしかして→ 「翠玉のフォノグラフ」「TRAVELER


◆ギル ― 天使/五神器/影なる信天翁
 アルバと行動を共にするもの。黒い影の姿で存在している。
 元々は聖剣の中に宿る天使であったが、聖剣が破損した際に中から逃げ出した。
 対応する大アルカナは「13」。


◆アストレア ― ???/烏の眷属/絶望の星
 ルージュの館で息を潜める者。
 幼い容姿をしており、両目には目隠しをし、自ら視界を塞いでいる。
 対応する大アルカナは「17」。
 もしかして→ 「ディープ・スロート//スローター


◆アテネ ― ???/烏の眷属/隻腕の斧槍
 ルージュの館で息を潜める者。
 左腕は、付け根から先が失われている。
 もしかして→ 「EQPのセオリー」「ディープ・スロート//スローター