ヒューマンエラー

空中要塞アルストグラン


 アルストグラン秘密情報局、通称「ASI」の局員であるパトリック・ラーナー。連邦捜査局の特別捜査官あがりの彼は、類い稀な辣腕と、元婚約者を手錠に掛けたことで名が知られていた。
 ある日、彼のもとに長官から呼び出しが掛かる。何事かとパトリックが向かえば、彼に突きつけられたのは辞令だった。

「配属先は、特務機関WACEだ」
「……ハイ?」

 巷では都市伝説とされているWACE。表舞台には現れず、陰から間接的に世界を動かし別名『管理者』とも呼ばれる彼らは、ある組織の企みを暴くためにパトリックの能力を必要としていたのだった……?

「……えっ、嘘だろ」

 その先で待っているものは正義か、悪か、はたまた破滅か。
 ぎこちなく笑う彼の末路は、一体……――?

目次

He will Transfer to a new job.

Duty and Humanity.

His name is "Dinadan".

They've Defect in their character.

The world is in a Tumult.

He suffer from Folie: C-PTSD.

Who do you Suspect?

The evilness Penetrate the justice.

Spy out a Secret.

Avoid Duplicity in speech.

Pervert the course of Average.

X/X/X

Cradle of Nightmare.

"The less you know, the better."



登場人物紹介(抜粋)

パトリック・“リッキー”・ラーナー
主人公、諜報機関ASI新米局員。二十五歳。見習い尋問官。
元々は連邦捜査局の特別捜査官であったが、ある日突然異動を言い渡され、ASIにぶち込まれた。
本人は連邦捜査局に未練タラタラな模様。
カルロ・“カール”・サントス
パトリック・ラーナーの友人。二十五歳。大学病院に勤務する精神科医。
精神医学と併せて、犯罪心理学と行動心理学にも精通しており、連邦捜査局お抱えの精神分析家でもある。
経歴家柄共にエリート中のエリートであるのだが、何かが色々と……残念、なのである
ノエミ・セディージョ
パトリック・ラーナーの元同僚で元相棒。二十五歳。連邦捜査局の特別捜査官。
明朗快活な人柄で、楽天家。やや天然なきらいがあるが、ガッツとやる気は人一倍ある、らしい。
なお掃除と整理整頓を大の苦手としているため、彼女の自宅はゴミ屋敷になりかけている。
“ルーカン”アイリーン・フィールド
特務機関WACEのテクニカルサポート担当。
一見二〇歳そこらの年頃に見えるが、実年齢はその二倍だという噂が。
“アーサー”サー・アーサー
特務機関WACEの長。瞬間移動という人間離れした技を見せる謎多き男。
人間でない、ことは確かだろう
バーソロミュー・ブラッドフォード
諜報機関ASIの現長官。元空軍士官、それも精鋭が集う航空機動部隊出身。
軍人としての最終階級は士官の最高位にあたる大将。あだ名は「ワイズ・イーグル」。
誰もが敬意を払う国の英雄であり、オチャメなちょいワルおじいちゃんでもある。
エリーヌ・バルロッツィ
高位技師官僚の一人娘。赤毛の美少女。
父親にはどこも似ていない。父親には、似ていない。
ペルモンド・バルロッツィ高位技師官僚
軍事防衛部門の高位技師官僚。偉大な天才だが、正確に難があるため敵が多い。よく銃で撃たれる政府の要人。
アバロセレンの発見者であり、一流の技師であり、数学者であり、化学者であり、官僚である。
敵対している「ワイズ・イーグル」とよく比較されることがあり、皮肉で「ジャーク・イーグル」と呼ばれることがある。
トーマス・ベネット
パトリック・ラーナーの元上司。連邦捜査局の特別捜査官。特別機動ユニット、ユニットチーフ。
ASI局員トラヴィス・ハイドンは幼馴染である。
トラヴィス・ハイドン
パトリック・ラーナーの上司。尋問官として活躍していた。現在は欧州情報部、部長を務めている。
連邦捜査局の特別捜査官トーマス・ベネットは幼馴染である。
レヴィン
シーメールのストリッパー。双極性障害を患っている。
エズラ・ホフマン
諜報機関ASIの副長官。髭ヅラのジジィ。

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