【簡易シアル語辞典】

簡易シアル語辞典


よく登場する単語とか名称から。

シアルン神国

神ノ禍の舞台となる世界。《光帝シサカ》という名の女王が治めている。
六千年もの歴史を持つとされているが、文献があまり残されていないために真偽は不明とされている。
(ただし、サラネム山の薬師・メズンが多くの文献を管理してるとか……?)
砂漠の楽園・王都ブルサヌ、水と貧困の町アルヴィヌ、火山と鍛冶の町サイラン自治区、辺境の地サラネム山地の四つに大きく分かれている。
国とは言いつつも周囲に他国という概念は無く、ただ果てない樹海に取り囲まれている。樹海の先に何があるのか、それを知るものは誰もいない。

アル

人知を超えた絶対的存在。主に主神《秩序ウカル》を指す。

六大女神リ・ラ・ウェリアル

シアルン神国が祀る女神たち。
絶対神である主神《秩序ウカル》、火を統べる女神《業火シレイヌ》、水を統べる女神《霊水ヴィテナ》、風雷を統べる女神《息吹アニェン》、光を統べる女神《光帝シサカ》、闇を統べる女神《幻影ノクス》の六柱で構成されている。

神術アル・シャ

人知では理解が追いつかない、神の力によって起こされる現象。
もしくはそれを自由自在に操れる者のこと。

天界アルラウン

神々が住まう地、の意。遥か高き空の西方にあるとされている伝説の場所。
または死後の世界。

下界シャンライア

光の差す場所、の意。シサカにより拓かれた、人々の暮らす世界。シアルン神国と同意義で使われることが多い。

聖獣シラン

主神《秩序ウカル》を除いた五大女神グ・ラ・ウェリアルに仕えるとされる聖なる獣。火の狐リシュ、水の一角獣シク、風雷の銀獅子ウィク、光の幻獣サノン、闇の大烏メクの全部で五体存在しているとされている。

聖獣使いシラン・サーガ

聖獣を従え、その力を行使することが出来る人間のこと。火・水・風雷・光の四人だけとされる。闇はいない。
そして〈聖獣使いシラン・サーガ〉は聖獣から契約の証と聖獣四神器が贈られ、それと同時に体に何らかの刻印のようなものが現れたり、体の一部の色が変わるなどといった現象が起こるとされている。

聖獣四神器

聖獣が持つとされる四つの神器。
リシュは万物を断ち穿つ裁きの斧槍ふそうシュロンダイヌを、シクは万物を慰め活力を与える恵みの竪琴ヴェレナーシュを、ウィクは万物を切り裂き往くべき道を照らす導きの短剣ブリュンナルカを、サノンは万物を癒し死の闇から魂を呼び出す生命の雫、霊薬スルカヌムスを持っている。

開国神話

シアルン神国に伝わる最も古い叙事詩。
〈天界〉から舞い降りた女神《光帝》(=当時のシアル王家の女王・シサカが由来だとされる)が、〈下界〉を支配していた“銀色で紫色の悪魔(=当時のオブリルトレの女王。女神《幻影》だとする説もある。)”を追い払い、シアルン神国を拓くまでを語った物語。

赤イ目ノ子ソロナ・ライ・ジェン

悪魔の目を持つ子、という意味。ソロナっていうのは悪魔という意味。目っていうのはライで、子供っていうのがジェンになります。
開国神話に登場する“銀色で紫色の悪魔”が赤い目を持っていたとされる説が由来だとされている。

神護ノ十剣トウィンガル・ラン・アルダン

政ノ大臣直属の騎士団。武ノ大臣を含めて選ばれし十名の騎士のみが入団を許されている。
……ということに表向きはなっている特務機関。主な仕事は要人の護衛だが、それ以外にもありとあらゆる裏仕事をこなしている。
また、隊員たちには曰くつきな者が多いため、別称「変人の掃き溜め」「犯罪者の寄せ集め」とも呼ばれている。

シアルンな単位


基本的に単位は名称を置き換えてるだけで、中身は日本で主に使われているものと大して差はありません。
円とか、メートルとか。

お金の単位



長さの単位



時間の単位